英語通訳ボランティアはきっかけの一つ
はじめに言っとくけど、これは自慢じゃない。英語できますアピールじゃないからね。
チョムリアップスオーこうピカです。今日は大学1年のとき参加した大阪マラソンの英語通訳ボランティアについて書いていこうとおもいます。
参加した理由は、そのときなんとなく留学したくて現時点での英語能力を知りたかったからです。
でも、心の中ではそれは後ろ向きな理由でした。自分なんか留学は無理、金銭的に厳しい、自分ではどうにもできない、どうせこのボランティアの経験も就職の自己アピール欄にしか使わないんだろうなーって思ってました。
でも、こうピカは小学校のころからド真面目。活動前日に高校の時に使った英語の単語帳を見直しました。
因みに応募したときの英語レベルは英検3級(中学3年レベル)、それ以上は受けたことなかった。でも、選考受かってしまった(笑)
活動内容は、外国人参加者の方が荷物を取りに来るからその荷物の置いてある場所に案内すること、その他会場の案内。いたってシンプルでした。
一緒に活動していた仲間の中にはアメリカに5年住んだことある人や、中国 台湾の留学生もいました。
「すげぇなー自分も海外に行けたらなぁ」
「自分も海外に行った体験談が一つでもあればもう少し話続くねんけどなぁ」
劣等感とともに憧れも心の底から湧いてきました。
そんな矢先、突然予定外の仕事が自分に舞い込んできました。
「ちょっと来てくれないか、体調が悪そうな外国の方が来たんだけど何を言ってるか通訳してほしい」
言ってみると長身の白人の方が頭を抱え車イスに座っていました。
自分 Are you OK?
相手 ……
自分 Where is your pain, stomachache?
相手 ……dizzy
ディズィー?単語帳にもなかったぞ
様子からして立てなさそう、頭を抱えている。もしかしたらめまいかな?
自分 Headache?
相手 ……
よほどしんどかったのかその方は黙り込んでしまいました。
係の人 なんて言ってる?
自分 めまいがするって言ってます!
単なる推測でした。しかも、長文問題みたいに前後の文から単語の意味を推測したわけではありません。
そうか「通訳」はリスニングじゃないんだ!相手の仕草、表情からも読み取らないと行けないんだ。
たいてい英語が話せないって言ってる人は「受験英語ができない」という意味で言ってます。ぼく自身そうでした、受験英語がある程度出来れば英語なんてわかる。そう思ってました。
でも違うんです。英語を会話するためにはあるていどの単語と、相手のジェスチャーを読み取ることが必要です。
それがきっかけで、もっと他の文化やジェスチャーを知りたい。知らない世界に身を投じてみたいと思うようになります。
英語通訳ボランティアからカンボジア小学校建設活動、カンボジアへ一人旅、そして今ベトナムにインターン、タイに一人旅に繋がろうとしています。
「きっかけ」って大切ですね。